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鬼ザラ糖のロゴマークについて

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鬼ザラ糖のロゴマークは、ひと目見るだけでは鬼の絵を書いたように見えますが、実はそれは「鬼瓦」です。

しかもそれは単に絵として描いたのではなく、「実際に鬼瓦を造り、それを土台にして模写し、更に版画のように陰影を反転させる手を施してデザイン化した」ものです。

鬼瓦とは鬼を使って鬼を退散させるもの。一番強い力で攻められることを、同じ一番強い力で護る意味となります。

つまり、使う人を、そして共にする食材を、使って頂くコトを大切に護る意味の象徴として掲げさせて頂いております。

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現在の鬼ザラ糖のマークを使用し始めたのは2017年になります。

それ以前から鬼ザラ糖は鬼瓦をモチーフにしたロゴマークでしたが、新たな世界への拡がりと心機一転の意味とを重ね、更にデザインに「真に美味しさを護る素材である、との想いを込め」、鬼瓦をゼロから造るという極端な作業から始めて出来たものです。

 

古くから鬼とは強く、大きく、恐ろしく、怖い得体の知れないものの意ですが、鬼瓦はその力を使って「人や家などを護ることを祈る」、古代からの習慣です。

鬼ザラ糖は、使う素材の美味しさや風味を護る願いを込め、「美味しさを護る鬼の意味として鬼瓦のデザイン」とさせて頂き、鬼瓦を実際に制作する鬼板師と何度も話し合いつつ焼き上げました。

 

この鬼瓦の銘は、「双目糖鬼(ザラメとうき)」、と言います。

鬼ザラ糖の化身であり、美味しさを護る守護の象徴です。

鬼ザラ糖のロゴマークは、線描きでは力強さが表現出来ないため、この双目糖鬼の正面模写を版画的に陰影を付け、部分では陰影を反転させた手書きのロゴです。

これが現在の鬼ザラ糖各種の象徴であり、美味しさの守り手としての刻印になっています。

(プレミアム会員の皆様は、更に深い双目糖鬼、ロゴマークの制作秘話などがご覧いただけます。)

​鬼ザラ糖鬼瓦制作ストーリー

​「鬼ザラ糖」と「双目糖鬼」

​鬼ザラ糖は、40年以上にわたりご愛用いただいている岡常製糖Topブランド製品です。
鬼瓦実物(「阿吽のあ」)は、岡常日本橋本町本社ビル1階に北東を向いて展示しております。

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単一結晶として日本一

その粒径は、単一結晶としては日本一の大きさで、ショ糖純度も99.9%と日本の水と技術が生んだ世界一の「白ザラ糖」です。結晶が大きく素材を引き出す力が強い、また純度が高いので、ピュアでスッキリした甘さが特徴です。

ブランドマークには、鬼瓦を使用。元は鬼のように大きい白ザラ糖と言う愛称から生まれたものでした。2016年商標リニューアルの時に、淡路島で鬼瓦作成を鬼板師(鬼瓦専門の職人)鬼忠様に依頼しました。

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​デザイン

鬼ザラ糖鬼瓦のデザインは、瓦から鬼が顔を突き出している様でもありますが、よく見ると額中央の砂糖結晶を中心に玄武、青龍、朱雀、白虎の四神が四方を囲んでいるデザインとなっております。この鬼瓦は、高さ、幅、厚みの一枚物としては日本最大クラスの鬼瓦です。これに「美味しさ引き出す、美味しさ護る」という祈念を込めて窯で焼き上げ、ロゴをデザインに起こしました。

​ブランドマークとしての鬼瓦

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鬼瓦「双目糖鬼」が出来るまで

STEP1

双目糖鬼の設計図です。古来から伝わる東西南北の護りの証、青龍・白虎・朱雀・玄武を四方に配しています。

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STEP2

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創作途中の双目糖鬼です。魔を避ける鬼の下地が姿を表しています。

鬼瓦は、施主の意向を受けた鬼瓦制作の専門職人である「鬼板師」が手がけることを伝統としています。鬼ザラ糖の鬼瓦は「鬼忠」の手により創作されました。

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STEP3

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​乾燥を行った後、神官による祓の儀式を経て、いよいよ焼成に入ります。

STEP4

STEP5

焼成後の双目糖鬼は表面にススがついた状態。これを払うといぶし銀の光沢が生まれ変わります。

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焼き上がった鬼瓦、「双目糖鬼」は独特の輝きを放ち続けます。

STEP6

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