鬼ザラ糖のロゴマークについて
鬼ザラ糖のロゴマークは、ひと目見るだけでは鬼の絵を書いたように見えますが、実はそれは「鬼瓦」です。
しかもそれは単に絵として描いたのではなく、「実際に鬼瓦を造り、それを土台にして模写し、更に版画のように陰影を反転させる手を施してデザイン化した」ものです。
鬼瓦とは鬼を使って鬼を退散させるもの。一番強い力で攻められることを、同じ一番強い力で護る意味となります。
つまり、使う人を、そして共にする食材を、使って頂くコトを大切に護る意味の象徴として掲げさせて頂いております。
現在の鬼ザラ糖のマークを使用し始めたのは2017年になります。
それ以前から鬼ザラ糖は鬼瓦をモチーフにしたロゴマークでしたが、新たな世界への拡がりと心機一転の意味とを重ね、更にデザインに「真に美味しさを護る素材である、との想いを込め」、鬼瓦をゼロから造るという極端な作業から始めて出来たものです。
古くから鬼とは強く、大きく、恐ろしく、怖い得体の知れないものの意ですが、鬼瓦はその力を使って「人や家などを護ることを祈る」、古代からの習慣です。
鬼ザラ糖は、使う素材の美味しさや風味を護る願いを込め、「美味しさを護る鬼の意味として鬼瓦のデザイン」とさせて頂き、鬼瓦を実際に制作する鬼板師と何度も話し合いつつ焼き上げました。
この鬼瓦の銘は、「双目糖鬼(ザラメとうき)」、と言います。
鬼ザラ糖の化身であり、美味しさを護る守護の象徴です。
鬼ザラ糖のロゴマークは、線描きでは力強さが表現出来ないため、この双目糖鬼の正面模写を版画的に陰影を付け、部分では陰影を反転させた手書きのロゴです。
これが現在の鬼ザラ糖各種の象徴であり、美味しさの守り手としての刻印になっています。
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